近所の駐車場に「EVステーション」というのができていたんだけれど
何をする場所なんだろう?普通の駐車場と違うのかな?
ステーションということは駅に関係するのでしょうか?
EVについて早速、調べてみますね。
EVとは
EVは
Electric Vehicle
の略で、
Electric(電気)+Vehicle(車両)=「電気自動車」という意味になります。
ガソリンなどを燃料にして走るエンジン車に対して、EVは電気をエネルギーにモーターで走る、
電気駆動の車です。
政府では、2035年までに乗用車の新車販売における電動(EV)車の比率を100とする目標を掲げています。
また、EV向けの充電設備の設置目標を2030年までに15万としていましたが、
倍増させて30万口に引き上げる新指針を定めるようです。
EVステーションは、EV(電気自動車)を充電する施設で
自動車にとってのガソリンスタンドに相当する場所のようですね。
なるほどね!
でもどうして、こんなに急いで進めようとしているんだろう?
EV化が進められる理由
乗用車のEV化が早急に進められる大きい理由は、環境への配慮からです。
地球規模の課題である地球温暖化。その原因は、温室効果ガスだと言われています。
温室効果ガスは地球の表面付近の大気を温めるもので、主に水蒸気、二酸化炭素、メタン、フロンガスなどの
種類がありますが、なかでも二酸化炭素はもっとも温暖化への影響が大きいとされています。
その問題解決に向けて、2015年に「パリ協定」が採択されました。
『今世紀後半に温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成すること』
この実現に向け、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げています。
そのような背景もあり、走行時に二酸化炭素を排出しないEVに注目が集まっています。
EVが地球に優しい乗り物なら、2035年まで待たなくても
みんなすぐに替えちゃうんじゃないの?
EV化にはメリットもありますが、デメリットもあるようですよ。
EV化のメリット・デメリット
まずデメリットから記載していきます。
【デメリット】
・車両価格が高い
・航続可能距離が短い
・充電に時間がかかる
・充電スポットが少ない
上記のほか、ガソリン車と比べると選択できる車種が少ない点もデメリットです。
日本で人気のある、スライドドアを搭載したミニバンタイプのEVは、2023年10月現在まだ発売されていないそうです。(今後発売される予定はあります)
次にメリットを挙げていきます。
【メリット】
・維持費が少ない
・振動、騒音が少なく静かで加速もスムーズ
・非常電源として活用できる
・補助金、減税が適用される
意外に思うのは、維持費を抑えられる点ではないでしょうか。
同じ走行距離のとき、ガソリンより電気のほうが一般的に安くなるそうです。
さらに、ガソリン車に必要なエンジンオイル交換もEVでは必要がなく、ブレーキパッドなどの減りも少なく、維持費が抑えられると言えます。
また、デメリットに「車両価格が高い」とありましたが、車両購入の際、補助金・減税が適用されるのは大きなメリットです。
EVにも補助金が適用されているんだね。
国が力を入れて取り組んでいるのがよくわかったよ!
EVのワードを含む入札の案件は、年々増えているようですね。
入札王で見つけよう!「EV(電気自動車)」に関する入札案件
「EV」の入札情報にはどんな内容のものがあるのか気になるなぁ。
確かに国が出しているEV案件は、どのようなものがあるか気になります。
入札王で「EV」「電気自動車」のワードを入れて検索してみますね。
件名:道の駅等EV用急速充電器設置工事【田原市】
発注機関:愛知県/田原市
締切日:2023/10/10
田原市東赤石地内外の道の駅等にEV急速充電器を設置する案件です。
急速充電器は、普通充電に比べて高出力・短時間で充電できるそうです。
この案件は、EV用急速充電器50kW設置を3施設、既設EV用充電器撤去を3施設、これらに伴う電気設備改修工事、建築改修工事を行うものです。
また、入札は電子入札で行います。
件名:EVバス性能・コスト評価分析事業委託業務
発注機関:北海道
締切日:2023/10/17
「ゼロカーボン北海道」の実現に向けて「EVバス」のテスト走行を実施し、北海道特有の積雪寒冷環境下における実用性の検証・従来のディーゼル車両と比較した燃料費や整備費を評価・分析する案件です。
EVバス車両導入時の、バス事業者の経営コストへの影響についての調査を実施します。
環境によって、どのように変わるか検証することは大事ですね。
件名:岡崎市公用車EVカーシェアリング事業【岡崎市】
発注機関:愛知県/岡崎市
締切日:2023/10/10
岡崎市では、公用車に使用しない休日は市民、観光客及び周辺事業者等へ貸し出す「岡崎市公用車EVカーシェアリング事業」を実施するそうです。これはその事業者を求める案件です。
カーシェアを利用することで、自動車税や駐車場代などの固定費を削減できるほか、車両管理の手間が省ける利点があります。
ほかにも、必要な時にのみ利用するので、出費を抑制できるメリットがありますが、繁忙期に供用者が使えないというデメリットが起こる場合もあるので、しっかりとした管理が必要ですね。
件名:コーシャハイム向原ガーデンコートEV普及啓発イベント会場設営等業務委託
発注機関:東京都
こちらは落札情報です。
周辺地域の方々を含め、大規模なマンションを中心にEVの認知度向上等、EV利用の普及啓発を図る案件です。
このようにEVを広める目的の案件もあります。
件名:令和5年度電気自動車等購入補助金について【会津若松市】
発注機関:福島県/会津若松市
締切日:2024/03/29
ゼロカーボンシティの実現に向けて、電気自動車や燃料電池自動車を購入された方に
補助金を交付する案件です。
交付額は1台につき4万円(子育て世帯は5万円)で、令和5年度の補助については、1世帯・1法人につき1台まで、合計30件程度を予定しています。
この“ゼロカーボンシティ”とは、環境省により「2050年に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長
自らが又は地方自治体として公表した地方自治体」を定義しているものだそうです。
こんなにいろんな種類の入札公告があるんだね!
「EVってなんだろう?」まとめ
「EV」の入札案件は、今後も増えていくのかなぁ?
そのことについては
EV(電気自動車)関連の入札王調査レポートにまとめられているようですよ。
▼入札王調査レポート「電気自動車」「EV」のワードを含む入札公告件数・落札件数と落札金額の推移、助成金・補助金情報を調査・分析
こちらの調査レポートによると、
「電気自動車」「EV」のワードを含む入札公告の件数は
2021年には176件、2022年にはさらに289件と増加が続いています。
2023年については、6月時点ですでに前年を上回る公告件数になっているそうです。
なるほど、年々増えているんだ!
入札案件が多くなっているということは…やっぱり国が力を入れているんだね。
これから、どんどん地球に優しい国になっていけばいいね。
そうなったら素敵ですね。
そのために私たちができること、一緒に考えていきましょう。
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