【入札小話】官公庁とオークションサイトの入札の違いとは
「官公庁の入札ってオークションの入札とどういう違いがあるの?」
そう思われる方も多いのではないでしょうか。
入札王の窓口でも、間違って「オークションサイトの入札」としてご相談をお寄せいただくことがあります。
じつは、オークションサイトの入札と官公庁が実施する入札には、以下のような大きな違いがあります。
①官公庁の入札では、低い値段を付けると落札できる
(※入札形式によっては違う場合もあります)
②オークションサイトの入札では、高い値段を付けると落札できる
入札というと②のオークションサイトでの入札が頭に浮かび、高い値段を付けると落札できるというイメージが強く感じられてしまうと思います。
ですので 、入札王の窓口にオークションサイトへの相談のつもりで連絡をしてきた方に 「相手より安い値段を付けると落札できる」とご説明をすると、首をかしげるというケースがあったりするのです。
また、②のオークションサイトでは入札価格を何度でも調整できるので、気軽に金額を変えられるのですが、①の官公庁の入札では最初に入れた入札価格を変更することはできないので、金額を決めることに緊張感があるという違いもあります。
主な違いまとめ
①官公庁の入札
→低い入札価格を入れると落札(※入札形式によっては違う場合もある)
→途中で金額の変更ができない
②オークションサイトでの入札
→高い入札価格を入れると落札
→いつでも金額の変更ができる
いかがでしたでしょうか。
一口に「入札」とは言っても、落札条件や金額を提示するときの意識が違っていて面白いですね。
今回は小話として、官公庁の「入札」とオークションサイトの「入札」の違いについてお伝えいたしました。